講師プロフィール

岸 敬乃(きし ひろの)
静岡市駿府町うまれ。
青い海(駿河湾)と白い山(富士山)のある街で、田舎(山)育ちの両親に育てられる。

1967年 静岡市まれ。横浜市在住。

大学卒業後企業づとめは2社。オフタイムの習い事として始めたフラワーアレンジメントに夢中になりOL卒業後は都内にあるフラワースクールの契約講師として 花を教えるという新しい仕事につく。
その後、さらに腕を磨くためイギリスに花留学、パリや北欧などのデザインに刺激され帰国、翌年独立して自身の花教室「花くらぶフラワージェンヌ」を立ち上げる。

独立後も イギリスをはじめ、オランダ・パリ・ドイツなどへのヨーロッパ花視察の旅、世界トップフローリスト&デザイナーのテクニックを学ぶなど、毎年自己研鑽の旅を重ねている

花を学んだところ

【フラワーデザイン】
日本 リベルテ(東京 青山)
海外 フラワーデザインオブブリテン(イギリス)

【華道】
小原流

メディア紹介(広告出稿雑誌を除く)

フラワーアレンジメント教室 フラワージェンヌ紹介記事・朝日ウィークリー
・産経新聞

プロフィール詳細

フラワーアレンジメント教室 フラワージェンヌ主催 岸 敬乃(きし ひろの)青い海(駿河湾)と白い山(富士山)のある街で、田舎(山)育ちの両親に育てられたせいか、道端の草や花を見ながら散策するのが好きで、山と海が見えない街には住めなくなったようです。

大学卒業後、女性が男性同様(以上に)活躍している姿に夢をのせ大手化粧品会社に入社。何でも自由、その反面大変なことも多く、夢半ばにやめてしまうことになったのですが、最初の会社にいた時間は刺激的で学びが多かった9年間でした。ここで得たものはとても大きい、大きすぎると今でも思います。

花を始めたのもこの会社勤めの時でした。たまたま会社のビルの近くに洒落たフラワースクールがあったのがきっかけだったのですが、そこのスクールは花をいかしながら自由に個性をいかしてほしい、というスタンス。私にぴったりのスクールでした。会社は辞めてしまってもフラワースクールは続けて通いました。そういう意味もあって仕事・プライベートともに通った 青山から表参道あたりは、20代の一番の思い出の地でもあります。その後ご縁があってまったく異なる「ゲーム業界」へ転職。ここでの業務内容は少々特殊でした。
詳しくはかけませんが、一部社内業務の他、自社他社経営陣のサポート面にかかわることが多く、随分成長させてもらったように思います。花に関しては、実はこの2つめの会社時代に知人の誘いで華道(小原流)も通い自己研鑽を積みました。生け花とフラワーアレンジの違いに驚くと同時に、自分の中に新しいフィーリングが芽生えた時間でもあったと思います。この生け花で得た感性は今の自分のフラワーデザインに少なからず影響していると自覚しています。

そして 30代をすぎて、数年、自分も変わってゆく時期とみて、ここが会社勤めの最後となりました。その会社の女性社員では異質の業務に携わっていたので、退職の挨拶なんて 一緒に仕事をしていた上司と社長くらい、と思っていたけれど、最終出勤日に各部署から頂いた言葉と沢山の花束。。人生で一番多くの花を頂いた日、それ以降、あれほどの花を一度に頂いたことは後にも先にもありません。ただただ感謝感謝の日でした。今でも退職の餞の花束、というものには特別な感情を抱いてしまいます。

さて、そうやって2つ目の会社を辞めて、今度はすぐに転職することは考えませんでした。
少し時間が欲しい、多少お小遣いは溜まった! ということで、身軽な分、久しぶりのモラトリアム。
自分らしくとは何ぞや、などと のんきな事を考えながら 今まで出来なかった のんびり生活を満喫していました。そんなある日、たまたま手に取った広告で見つけた「フラワーアレンジメント講師募集」の文字。ふーん、へぇ~、ん、ちょっと行ってみる?が最初のきっかけです。そうして契約講師の仕事がみつかり、定期的に花を教えることになったというわけです。

フラワーアレンジメント教室 フラワージェンヌ主催 岸 敬乃(きし ひろの)花を作ってプレゼントしたりブライダルブーケを作ったり、という小さな活動はしていたが、教えることが仕事になるとは思ってもみなかったのですが やり始めるとこれが実に楽しいのです。
昼間のクラスでは主婦が 「おはようございまーす」と元気にやってきて、すっきり気分転換して家にかえってゆく、夜のクラスでは こんばんは!といって なんとか時間をやりくりして習いにやってくる、また次回を楽しみにしてくれる、私も自然に笑顔が出るし、なんといっても人に優しく出来るようになってきました。。。
会社勤めでは慢性になっていた肩こりや眼痛なども 消えていましたし、毎日が本当に明るくなりました。

そして教えるということは自分もレベルアップしていかなければならない、という考えはすぐに頭に浮かんできました。花留学、という言葉自体はさほど意識していませんでしたが、インターネットで見つけた素敵なフローリストが学んだ海外のフラワースクールが気になり始めたのもすぐのことでした。
また、現場では 残念ながら契約講師にはまったく権限がありません。カリキュラム、使う花の色や種類、すべて会社が決めることです。わかってはいても、会社員時代から比較的自由に企画行動させてもらっていたわけなので、どうもやりづらい(会社員時代にはこれが辛かったこともあるのですが、、)。でも まずは自分のレベルアップが先。手につけるものつけてから意見をしなくては、と、思い ひとつの手段として以前から気になっていた花留学について実際に検討し始めることになったのです。
そうはいっても 海外へ行くということは そんなに簡単なことではありません。
契約講師なので そう簡単にクラス開催日に穴をあけられません。しかし心が決まった以上、素直にそうするしかありませんでした。「レベルアップの勉強のため暫くお休みさせてください」、と 本部へ交渉し、担当していた教室を代理の先生にお願いすることで、いよいよイギリスへ6週間の花留学の旅へ出たのです。

むこうでの体験はまた別に書くとして、結局はこの花留学が転機になり、帰国後契約講師をやめて、2006年独立することになりました。

花留学»

フラワーアレンジメント教室 フラワージェンヌ主催 岸 敬乃(きし ひろの)独立後は 定期レッスンのほか、専門学校での講師(現在は契約完了)や地域や職場での講習などに携わったり、店舗ディスプレイ・装飾など、活動の場を広げてきました。
最初の花留学以降も年に1回は自分のスキルアップのため、その後もイギリス本校のデザイナーにレッスンをお願いしていますが、同時に ヨーロッパ発の花事情を視察するため、という名目で各国を旅することが今では毎年の楽しみになりました。
特に欧州鉄道旅行が好きで 今後も新たなルートを延ばしてゆくことに夢をめぐらせています。
日常的には子供のころと同じ、街・田舎・どこでも水辺や植物を見ながら歩くのが好きです。
海と山(丘)両方が見渡せる場所で歩いていると 不思議と心に安らぎが芽生えます。
自然と花が好きで、人と交わることが好きです。

フラワーアレンジメントをなぜ教えているのか。
自分自身がそうであるように、花とむきあうことで 花がそこにあるだけで 緊張が解け、心なごむ時間となることを 共感したいと思います。
美しく見せるための理屈や正しいお手入れ方法以外の縛りはありません。自分がもっとも自分らしくあれる形を見出していただきたいと思います。そのための時間と空間を提供しているのが 花くらぶフラワージェンヌの特徴かと思います。

会社勤めの方、子育て真っ最中の主婦の方、教育の手が離れた方、どなたでも お花をライフスタイルの中に必要とする方をお待ちしています。

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