欧州見聞録1

世界最大の花市場のあるオランダへ
メインはお花のことで出かけますが、春のチューリップ畑も、ゴッホの絵も見てと、時間のある限り毎年出かけてゆきたい街。

世界最大の花市場!

オランダを始めて訪れたのは、2007年。マスターフローリストの試験の会場がオランダの花市場に直結する仲卸の建物の中だったからでした。オランダは誰もが知っている世界最大の花市場がある国ですが、他にも見所が沢山あります。試験に合格したあと、ゴッホ美術館や自由な街の雰囲気を楽しんでから すっかりオランダがお気に入りになりました。もちろん、お花に関係することではアムステルダム近郊で毎年行われるお花のショーも それ以降ずっと通っています。オランダのフラワーアレンジメントは イギリスや日本やパリのそれとはまた一味もふた味も違って、まさに「ダッチスタイル!」自由で明るく開放的な雰囲気を楽しむ街の雰囲気そのもの、葉っぱを沢山使う花束や ダッチデザインともいうべきフォーム・色使いに はじめの頃はただただ驚くばかりでとても刺激的でした!

毎年行われる 世界最大のお花の見本市

毎年行われるイベントは名称・会場・規模や趣旨なども少しずつ変化していますが、それでも日本では見られない規模と装飾の数々を見て刺激を受けるために 毎年出かけてしまう世界規模の見本市。トップアーティストのデモンストレーションを見るだけでも充分迫力がありますが、数年通っているうちに海外のアーティストや業界関係者とも顔見知りがぽつぽつ出来るようになって、色々な情報収集にもなるし、何より刺激になります。また来年自分が頑張ってここへ来れるように ガンバラなくっちゃ!といつも元気をもらうし、最新のユーロトレンドや日本未発売の資材などを目にすることが出来たりして、これをどうやって自分なりに取り入れることが出来るのかしら~と考えて、自分試しをするのも楽しみの一つになりました。街の様子もだんだん判ってきたので今度は生徒さんを連れて一緒に巡るのが夢です。

運河に囲まれた街

アムステルダムに泊まるなら運河が見える宿もオススメ。朝起きたときから100%アムステルダムな気分に浸れます。もしも部屋が運河沿いでなくても 心配無用、だって街中が運河に囲まれているですから!! 晴れた日なら 散歩しているだけで 運河を見ているだけで 幸せ。街中に見える教会の位置で今どこにいるのか、大体わかるようになります。ちょっと横道をゆけば また運河、そしてもの珍しいお店や画廊、アンティークショップ、運河をはさんで向こう側にもなにやら面白そうな、、、、、という具合に どこまでも歩けるような気がしてしまいます。そしてやっぱりお花の国。あちこちに フラワースタンドが。お花もとっても大きくて、花束も大きくて立派。お花を習っている人なら、運外沿いにあるシンゲルの花市場も楽しい観光名所になるはず。疲れたら美味しいパンケーキ屋さんが近くにありますよ。

コスモポリタン オランダという国を想う

フラワーアレンジメント フラワージェンヌ アレンジメントフラワー古くから民族も宗教も隔てなく受け入れてきた歴史もあってオランダは何もかもが自由でミックス。ドラッグだって違法ではない、街を歩けばどこからか におってきます、すべて自由ですべて自己責任、自由で花に芸術にあふれるオランダですが、悲しい歴史を考えさせれることも多々街に残っているのも事実です。アンネフランクの隠れ家をたずねるのもよいかもしれません。 歴史のある建物やストーリーに触れたら、ちょっと休憩、やっぱり運河の見えるカフェでぼーっと物思いにふけることも少なくありません。今、こうして 毎日普通にある暮らしに深く感謝させてくれる街でもあります。

そして チューリップ畑を見にキューケンホフへ

2010年ついに春のオランダへチューリップを見にゆく夢が実現しました。うわさのとおり本当に一面チューリップだらけ!そして人だらけ!大混雑で、トイレに行くのも1時間待ち?くらいの覚悟なのでこの季節でかける方は それなりの覚悟がいるかもしれませんね。でもその分 本当にキレイな景色が楽しめるので一生に一度はいってもいいかな、二度はないかもしれませんが。。
アムステルダムから、または 空港から入場券付きのバスのチケットを買っていきました。本当に帰りは混みますので、トイレは用事がなくても並んでおくこと、それから帰りは早めに戻ることを考えておくこと、夜のレストランの予約は遅めにしておくこと、サンドイッチや水などを持参してゆくこと、を強くオススメします。日焼け止めも必ず!

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